「ある日突然街中が謎の水没に襲われたら……！？」

1995年に作られたケヴィン・コスナー主演の「ウォーターワールド」は近未来が舞台のSF映画でしたが異常気象による災害が多発してる現在においてこれはもうSFの物語ではなく現実に起こりうる話です。

そんな今だからこそ、この水没漂流物語を描いてみたくなりました。

もし水が引かなかったら？ もし人食い鮫がいたら？ 救助も来なかったら？嫌いな人間と小さなバスタブに浮かんで漂流することになったら……？ どうやって主人公は生き延びるんだろう？

そんな最悪な「もし」を積み重ねて物語が作られて行きました。

17歳の主人公・春生が命がけの漂流をしていく中で退屈な日常では経験できなかった様々な困難や恋愛、人との出会いを積み重ね人間として成長していく「童貞の男子高校生の成長物語」もストーリーの根幹にあります。

「もし」ばかり考えてエンディングを全く考えず始めた連載なので「もしストーリーが尻切れトンボで終わったら……！？」という最悪な「もし」にならないように最高のエンディングに到達するように頑張ります！