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作品紹介
**ドイツ・架空都市「ラウム」での記録**
時はヒトゲノムの解読が完了されて間もない頃。
ドイツ・ラウム市では、以前より視界に入ったヒトを殺す理性や言語能力を失った殺人鬼が出現していた。
それは、ある特定のヒトが「ウイルスER」と呼ばれるものに感染し、身体の青銅化が起こることで突然変異したもの―。
名を「青銅の怪物」という。
2004年11月、ミヘン保安警察本部警務課からラウム保安警察本部殺人隊への異動を約束されていたノイエ・シュテルケン巡査は、約3年ぶりにラウム市へ戻ることとなった。
異動後すぐに、青銅の怪物を殺処分する武器・ラールストを用いて、怪物に襲われていた少女を助けるのだが―。