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作品紹介
それは架空の国家、「天之神」(アマノガミ)である。
君主である天照の尊(天将などと)が天照の年号を制定した年、読まれている暦は13月読というものであり、君主の威厳とは無きにも等しいありさまであった。
代わりに政に君臨したのは、放蕩息子の将軍と、そこに座す太政府の右大臣、通称右の上であった。(名ばかりの左大臣は別名にして死んでるおカミなどと呼ばれ)
ある日、現天照の尊・天将の元に5名の忌まわしい名が挙がる。
奉還の5将軍との別名ありて、右大臣これを凶事と成す。
何故なら異邦人の名を借り、その政の全てを天に帰すための勢力であるからである。
具体的にいへば、軍事的侵攻である。
左大臣にてこれ曰く、「西洋列強のお人形と化す」である。
右大臣これを嘲笑い、かの5将軍の首を折ることに決めた。
うち一人である首謀者Eに、左大臣の調教された妹を侍らす奸計に出た。
これを美人局という。